應其

高野應其(たかのおうご)のエッセイと小説。

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よねぞうの死7・夕景・・・ 4

夕景・・・ 4


生前に、墓所や石碑を準備しておくのを寿陵(じゅりょう)というらしい。

寿陵は生きているうちに一度死んで、これまでの人生に区切りをつけ、新たに今後の人生を過ごす疑死再生を意味するんだって。

また仏教では、寿陵を造ったり、生前に戒名を授かったりすることを、逆修というらしい。 逆とは「あらかじめ」とも読み、その功徳は図り知れず、死後に行うのに比べ、7倍の効果があるそうな。(墓石業者)・・

どうせ坊主と墓石屋のひねり出したコマーシャルトークだと思うが・・その誘いに乗って生前苦労して場所は確保した。

それに、死んだら名儀変更手続きなどうるさいと思い、先走って初めからアイツの名前にしといたが。
高い金出して、折角東向きのエエ区画手に入れたのに、あの墓に入れて貰えないかも・・・だんだん不安が増してきた。 こりゃア死んどれん。
 つづきは なかなか成仏できない幽冥から   乞う御期待。

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